Excel編

99年10月20日
 研修が終わって3日目、本格始動して3日目。 

 今日はレッスンが2コマでした。たぶんレッスンをしたのはトータルで10
回目ぐらいですが、少し失敗してしまいました。チーフを相手に模擬レッス
ンもしたところなのに、やり方をど忘れしてしまったのです。「後で調べて
おきます」とその場はしのぎ、レッスン後、他のインストラクターに聞いて
から、生徒さんに教えました。インストラクターがあたふたしていると、生
徒さんに不信感を与えてしまうんですよね。でも、嘘を教えるのは厳禁。 

 プログラマー時代に「新人だから、わからないことは『わからない』と言
いなさい。でも、二度は教えないよ」「新人だから、失敗するのは当たり前。
同じ失敗を二度しなければいいのだから」と言われたのを思い出しました。
失敗は成功の父、でしたっけ? 

 ちなみに今日ど忘れしたのは、エクセルの並べ替えで、ユーザー設定リス
トに登録した順番通り並べ替える方法です。「そんなの簡単じゃない!」と
言われたりして・・・。 

99年11月8日
 ウィンドウズやワードはいろいろ教えたけど、今日は初めてエクセルの終
盤・アウトライン&ピボットテーブルを教えました。それも、相手は理解の
早い高校生。やり方はわかってくれるけど、何に使えばいいかイメージが沸
かないらしい。表などだったら「学校の先生が、一生懸命パソコンと格闘し
てプリントを作っているかもしれないよ」と説明すると、うまくイメージし
てくれます。でも、スクールの例題は仕事で使うようなものが多いので、高
校生でも使えるピボットテーブルの例題を考えました。

「おこづかい帳はつけてる?」
「いいえ」
「CDの一覧を作ってみない?」
「あんまり持っていないから・・・」
「本などは?」
「あんまり・・・」

 なんでもいいからリストをイメージできればいいのですが。よく、家計
簿を例に出すけど、高校生ではピンと来ないし。むずかしい〜。おまけに、
スクールで習っても、家のパソコンは全然やっていないそうなので、ちょっ
ともったいない気がします。やらないとすぐ忘れるし。

99年11月29日
 今日のレッスンは、罫線・表。並べ替えをやるのにいい例題がなかったの
で、思いついたのが下の表です。
 
 買い物リスト 個数  金額 
    キムチ  1 300 
     白菜  2 100 
   マロニー  3 200 

 だって、昨日はキムチ鍋だったから。 

99年12月29日
 今日は日付関数を教えました。いつもは「パソコン検定で出るので、意味
だけ覚えておいてください」で済ますのですが、今日は例題をやろうとしま
した。あれ、シリアル値は出るけど、どう活用するのだっけ??シリアル値
の意味は教えたけど、それから先が続かなくて、「次回までに考えておきま
す」と言ってしまった。今ちょっとやってみたら、例題を考え付きました。
これはネタにとっておこうっと。

*シリアル値・・・エクセルで日付を「標準」表示させると数字が並
ぶ。これがシリアル値で、1900年1月1日が「1」。今日は「3
6523」で、1900年1月1日から36522目、ということです。

99年12月30日
 最後の最後で、インストラクターになって初めての大ピンチ!仕事の表を
見て欲しい、ということでしたが、集計とピボットテーブルが使ってあって、
本人もいまいち分からないらしい。生徒さんが作ったのかな?と思ったら、
以前インストラクターがデータを預かって作ったとのこと。完成品だけ渡し
て、作り方は教えなかったらしく、今回も「作って!」と言われました。前
回作ったインストラクターに聞いてからの方が確実、と思ってデータを預か
りました。でも、それ以外にも質問三昧。

 一通りワード&エクセルのレッスンを終了した方なのに、応用ばかり使お
うとして基本を忘れている。ピボットテーブルを作るのに、集計を一度クリ
アしないといけないけど、やると「それぐらいなら、私でもできるわ」だっ
て。でも、ウィンドウの整列や、並べ替えはできないんですよね。

 チーフと一緒に作ってみたら、案外簡単でした。でも、完成品だけ渡すと
また頼ってくるから、ちゃんと手順を書いてあげました。せっかくスクール
に行ったのに、自分では表が作れないのはもったいないので。あ〜疲れた。

00年1月5日
 今日は仕事始め〜。お正月ぼけのリハビリにはちょうどよく、1コマ目は、
仕事でグラフも使っているという方。「まずはこの表からお願いします」と
言うと、ぱぱっと作ってくれるので有難い。グラフエリアに色をつけたり、
絵グラフにしたり、ちょっと説明しただけでやってくださるので「どう説明
しようか?」と悩まなくて済みます。おまけに、仕事では基本的なグラフし
か使っていないとのことなので、折れ線グラフのマーカーにオートシェイプ
の☆を立体にして貼り付けたら、感動してもらえました。

 マップ(日本地図や世界地図上にグラフなどを表示する機能)で「県だけ
ではなく、主要都市も表示できますよ」と説明したら、「あら、新潟は3つ?
新潟と長岡とどこ?」と聞かれました。どうやら10月に長岡にいらっしゃ
ったようです。「ご主人様の転勤ですか?」と聞いたら、「いえ、自分の転
勤です。独身なので・・・」という答え。ちゃんと年齢をプロフィールシー
トで確認してから聞いたのに。やっぱり左手の指輪を確認しないとだめ
かな〜。

 自宅でのエクセルの使い道の例題として、女性に対して「家計簿」にする
か「おこづかい帳」にするか、これまたムズカシイ問題です。微妙な時
は「おこづかい帳」にしています。

00年1月12日
 今日は、女子高生相手のレッスン。前回のレッスンは20日前だったから、
ROUND関数は忘れているかな〜と思ったら、案の定きれいさっぱり忘れ
ていました。

 おまけに、前回もやった「四捨五入と切り捨てと切り上げの違い」もすっ
かり忘れていました。今日は全部復習し直しです。でも、小学校の算数で習
うことのような気がするけど。

「小数点第2位で四捨五入とあったら、小数点から右に2番目の数字を見ま
す。0から4だったら、そのまま捨てる。5から9だったら、左の桁に1を
足します。」
「切り捨ては、なんでもかんでも捨てます」
「切り上げは、なんでもかんでも左の桁に1を足します」

 相変わらず「???」という顔をしているので、「マクドナルドで割り勘
した場合」を例題に説明したのですが、普段割り勘はしないらしい。「社
会人になったら、飲み会の幹事をやる機会があるだろうけど、その時に割り
勘の計算が必要になるよ。例えば一人2500円で4人分予約したけど、3
人しか来なかった。そうすると、1万円を3で割ると・・・一人3333.
33円。これを小数点第1位で四捨五入すると?」
「3333円?」

「じゃあ、3円まで集めると小銭がじゃらじゃらして面倒なので、100円
未満は切り上げすると?」
「・・・4000円?」
だめだ、こりゃ。というわけで、ROUND・ROUNDDOWN・
ROUNDUP関数はあきらめることにしました(;_;) 

00年1月19日
 今日のレッスンは、高校の数学の先生。50歳代ということもあって、な
んとなく貫禄があります。エクセルの最終レッスンだったので、「ピボット
テーブル、ちゃんと教えられるかな?」とドキドキしていたけど、今までの
総復習で終わりました。

 関数の例題で、期末テストの成績表を使っているのだけど、数学の先生な
ので実際にそのような表を使っているらしい。でも、いまいち不安だとおっ
しゃるので、一つずつ復習。あれ、IF文で「Aが200点以上だったら」
と書くのに「A>=200」と書くけど、「200<=A」だって。さすが
数学の先生。

 いつも教えている立場の方が、他人、それも教え子と同年代(?)に教わ
る時ってどういう気持ちなんだろう〜、とふと思ってしまいました。

00年1月26日
 昨日に続いて、今日も何故かAND/OR関数。「もしAが空白だったら、
Bは空白。そうではなかったらBは合計を出す」というような時、IF関数
を使いますが、条件が複数の場合はANDかORを使います。

「もしAとBとCのすべてが空白じゃなかったら(埋まったら)、Dは
合計を出す。そうではなかったらDは空白」という時はAND関数。
「もしAとBとCのどれかが空白だったら、Dは空白。そうではなかっ
たらDは合計を出す」という時はOR関数。

 数学が得意な方だったら、上の二つは、実は同じことを意味していること
にすぐ気がつくと思います。でも、ANDを使うかORを使うかで悩む方が
多いです。わかりやすい方だけ覚えてもらおうと思ってはいるけど、どちら
が覚えやすいかさえわからないらしい。

 普通は「全部のセルが埋まったら計算させる」という条件なので、文章通
り理解すると、上記のAND関数。でも、<>(以外)という記号もあるよ!
とあまり教えていないみたいなので、逆転の発想(全部のセルが埋まったら
計算、ということは、どれか一つでも空白だったら計算しない)ができれば
OR関数の方が簡単。<>も逆転の発想もムズカシイらしいので、いつもこ
のレッスンは苦戦しています。

 仕事で使うような例題だと、みなさん混乱するだけなので、いつも最後に
年賀状の例題を作ります。年賀状をやりとりした人の一覧を作り、「出した」
「来た」「来年出す」の3項目を作ります。それぞれ○をつけて、「来年出
す」のところにIF関数&OR関数。

「「来た」が○だったら、「来年出す」は○になります」
「社長からは来なくても出さなくてはいけないので、「出した」が◎の人も
「来年出す」は○になります。」
身近な例題だと、なんとなくわかるらしいです。