キム・2006年
9月21日・1回目 マリサでキムを習おうとしたら、通常のコースは5名で定員。3名以上ならプライベートで教えてくれるので、友達3人でキムを習うことにしました。通常のコースは日本語が話せる先生のようですが、プライベートの先生はタイ語オンリーでした(涙)小さな琴のような感じです。三本ずつ弦が張ってあり、モーンと呼ばれる支えにより高音・中音・低音と分かれています。高音・中音は同じ弦でモーンの左が高音、右が中音。高音・中音の弦と弦の間に低音の弦が張ってあり、モーンの左を叩く事になります。 ――――――――――□―― ――――□―――――――― 高 中 低 写真左の棒?を左右の手に持ち、三本の弦を上手く叩いて いきます。下から…… 高音:シ・ド ・レ・ミ・ファ・ソ ・ラ 中音:ミ・ファ・ソ・ラ・シ ・ド ・レ 低音:ラ・シ ・ド・レ・ミ ・ファ・ソ 弦の下にタイ文字&カタカナで音が記された書かれた紙が置いてあるので、最初はそれを見ながら場所を覚えていきます。 最初は「左手、高音シ。右手、中音ファ」というような指示に従い、左・右・左・右…と叩いていきます。私が使ったキムは残念ながら調律が上手くできていないようで音がかなりずれていましたが、友人のキムからはちゃんと記された通りの音が出ていました。 ある程度慣れてきたところで、楽譜をもらいました。 高音 − − |− − ド ラ |ド ラ 中音 + +| + + ラ ラ| ラ ラ 低音「−」は左手、「+」は右手です。4小節ごとに□で区切られていて、上記の場合なら「左手、高音ド。右手、中音ラ。…」と弾いていきます。 ピアノをやっている方なら、両手人差し指で交互に弾いていくような感じです。とりあえずメロディーを覚えて、あとは弦の場所を見ながら叩いていく。上手く叩けると綺麗な音がするので、面白いです。10分程練習してから、一人ずつ演奏。なかなか緊張しますね。まだ「音が出る」程度ですが、そのうちなんとかなるでしょう。 |
10月26日・6回目 午後はキム6回目。琴のようなタイの楽器キム…面白いのですが、先生がコワイです。今日は新しいキムになっていて、弦の下にタイ文字(ピアノのドにあたるドーデックとか)のシールが貼ってあるのですが、前はカタカナも書いてあったのに今回はない。おまけにシールの位置が弦と微妙にずれているものだから、最初から悪戦苦闘しました。すると、先生はご機嫌斜め。タイ人は不機嫌になると顔に出やすいけれど、普段から微笑みがない人なので、こうなるとコワイです。ビクビクしながら弾いたので、なんだか妙に疲れたレッスンでした。 |
11月2日・7回目 いつもは怖い女性の先生ですが、今日は休みということで、代わりにおかま先生。ニューハーフショーに出てくる程ではないけれど、ポニーテールをして口調や仕草がちょっとだけ可愛い先生でした。いつもは皆で練習した後に一人ずつ演奏させるので、これがかなり緊張するのですが、今日は皆で演奏して、先生はそれに合わせて胡弓のような楽器を弾いていました。だから、凄く楽しんでキムを演奏する事ができましたよ。 |
11月9日・8回目 いつものコワイ先生です。先週から始めた「きよしこの夜」をどうにか終えて、今日は「ジングルベル」。クリスマスが近いので、クリスマスソングをタイ風アレンジです。クロー?(ドラムのロールのように左右交互に音を出す)が、ヨガ&ゴルフ&テニスで筋肉痛気味の両手には辛いです。上手く弾けるととてもきれいな音が出るのですが。 |
11月16日・9回目 キムの先生は相変わらず怖いです。すっかりやる気を無くしているので、あと1回の辛抱です。クリスマス近いので「ジングルベル」をやったと思ったら、今日は「昂」。タイ人はどうして「昂」が好きなのでしょう。 |
11月23日・10回目 先週からやっていた2ページに及ぶ「昂」も、最後に一人ずつ弾いて無事終了。先生が怖かっただけでキムそのものは面白かったので、どこかで安く見かけたら買おうかな。 |